漢方薬は身体にやさしいって本当?

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漢方薬は中国で数千年前からの経験と独特の理論から築き上げられた東洋医学にもとづき自然界に存在する動物・植物・鉱物などの生薬を組み合わせて処方されたものです。
漢方薬は、しばしば「身体にやさしい」などといわれていますが、その人の症状にあった処方でなければ効果がないばかりか逆に副作用が現れやすくなることもあります。
例えば多くの漢方薬に配合されている甘草にはグリチルリチン酸という成分により、むくみや高血圧を生ずる原因ともなりえるので、長期服用時には注意が必要となるかもしれません。
このように漢方薬にもいろいろな副作用があることも知っておきましょう。

漢方薬服用時、味やにおいが気になるようでしたらオブラートにつつんでもかまいません。
しかしからだに合う漢方薬の場合は、おいしいと感じるそうなので最初はできるだけそのままお湯などで服用してください。

風邪に効く漢方

香蘇散(こうそさん)
風邪の初期 心の状態がよくなると免疫力が高まる。
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
風邪をこじらせた時、喉や関節が痛く咳や鼻水もでる時は体を暖める。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
咳止め
桔梗湯(ききょうとう)
喉が痛い時
柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
風邪が長引いて頭痛が残った様な時

花粉症に効く漢方

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
鼻水、鼻づまり、眠気なし、花粉症
葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
鼻づまり、花粉症

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